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薬物療法について


変形性膝関節症の治療は保存療法と手術に分けられます。また、治療の順番としてはまず保存療法を試行し、その後、変形性膝関節症の症状が悪化するようであれば手術を適用する、というのが一般的です。

また、保存療法の中にはリハビリテーションや装具、物理、薬物などの治療がありますが、痛みを軽減させるための即効性が高いのが痛み止などを用いた薬物治療です。変形性膝関節症の初期症状や痛みがどうしても引かない場合にも有効です。しかし、薬物治療には大きなデメリットがあります。

ごく一般的なことですが、やはり副作用が懸念されますので、必要最低限の量を服用するというのが基本です。またもちろん適切な使い方をすることも大切です。変形性膝関節症の状態を医師とチェックしながら、また胃腸への影響を考慮しながら、適切に使用していくことが大切です。

ステロイド剤は強い炎症、それによる強い痛みを抑える場合によく用いられます。即効性がとても高いですが、感染症を起こしたり、ステロイド関節症と呼ばれる骨の軟化をもたらす場合もありますので、できるだけ微量にもちいることが肝心です。

また、ヒアルロン酸を注射で膝関節に注入することによって、軟骨の修復を促したり、可動性を滑らかにする効果を期待します。薬剤としてはとても穏やかで、また回数も多く用いられるという利点があります。

内服系の薬剤は1日に3度飲むものが多くありますが、1回、2回に抑える場合もあります。また座薬を用いると胃腸への影響を少なくすることができ、また即効性も高いというメリットがあります。

その他には外用薬として、クリームやゲルなどが使用されます。つまり塗り薬として皮膚にすり込みますが、皮膚の状態をチェックすることが大切です。また貼り薬には温熱も寒冷もありますので、急性期と慢性期で使い分ける患者さんが多くいます。

薬物治療のデメリットはやはり患部の状態を保存したまま痛みだけを消すという特徴によって、復帰への効果がほとんど望めないことです。ですので、出来るだけ早期に薬を使用しなくていい状態にすることが大切です。

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