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痛みの改善方法


変形性膝関節症は、加齢による筋力低下や肥満などが原因となって、ひざへの負荷が増加し、関節の機能性が徐々に低下して行く症状を言います。そして、軟骨と半月板同士の噛み合わせが緩くなったり、場合によっては、断裂を起こす可能性もあります。

また、炎症による関節液の過剰滞留がその中の多くのケースで発生し、痛みを伴う疾患です。変形性膝関節症は、クッションの役目を担っている軟骨や半月板が長期間の負荷によって徐々にすり減ることで痛みが発症する、「一次性」のものがあります。

また、リウマチやその他のケガや疾患などが原因となって発症する「二次性」のものと分かれます。多くの人が誤解しているものと思いますが、変形性膝関節症に代表される痛みは、必ずしも老化現象で起こるものとは言い切れません。

先にも述べたとおり、一次性のものであれば、確かに加齢に応じて発症率が上昇してくと言えます。しかし、二次性のものでは、例えばスポーツによるものや、仕事による負荷など、極端に負荷が集中した場合にも発症するため、若い世代でも発症する可能性は十分にあります。

しかし、ひざの痛み=老化現象と捉えている方が多いのも事実であって、例えば、変形性膝関節症による痛みが発生していても、老化のせいだろうと判断してしまい、発見を遅らせてしまう方が多くいます。

変形性膝関節症の痛みは我慢しても決して良くなることはありません。出来るだけ早く治療にかかるべきです。そして、特に問題なのが、変形性膝関節症を我慢していると、無意識のうちにひざをかばい、ひざの曲げ伸ばしを避けるようになります。

ひざは適度に動かしていないと徐々に可動範囲が狭くなってしまうため、そのような状態はあまり良くありません。ひざの可動範囲が狭くなればなるほど、変形性膝関節症は悪化していきます。

ひざにはある程度の関節裂隙が必要です。関節裂隙とは膝と膝の関節の正しい位置のことを言います。この関節裂隙が狭くなると痛みが発症し、正しい位置に戻れば痛みは和らいでいきます。

それでは、その関節裂隙を正しい位置に戻すことのできる運動と、ひざの痛みを同時に和らげることのできる簡単な運動をご紹介していきます。やり方は屈伸に少し手を加えるだけの簡単なものです。普通に屈伸をするように膝を曲げますが、その際、膝の裏に手を挟んで屈伸をします。

手を添えることにより、テコの原理が働き、より関節の動きを良くします。この運動を30回1セット、朝、昼、晩と行うだけで、ひざの痛みがだいぶ緩和されますので、ぜひ一度実践されてみてください。また、ひざに違和感を感じたら、出来るだけ早く受診をして、治療することをお薦め致します。


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