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治療について


膝関節は、太ももの大腿骨と呼ばれる骨、脛の脛骨と呼ばれる骨、膝蓋骨と呼ばれる、いわゆる膝のお皿の3つの骨と、その周りを支える靱帯や腱、そして筋肉によって構成されています。

しかし、これだけですと、骨と骨の間に何もなく、骨同士が直に接していることになります。この状態ですと、骨同士がゴツゴツとぶつかり合うことになり、結果として関節がスムーズに働かなくなってしまいます。

それを防ぐため、骨の表面には滑らかさと弾力性を合わせ持った、関節軟骨と呼ばれるものが存在し、それに覆われています。

さらに大腿骨と脛骨の隙間には、半月板という軟骨組織も存在します。これらの骨の表面を覆っている関節軟骨や半月板は、様々な要因から発生する衝撃を吸収するための、いわゆるクッションの役割を果たしています。

これらは加齢や長期的な負荷によって徐々にすり減ってしまい、痛みや腫れなどの症状が発生するのが、変形性膝関節症です。

この変形性膝関節症の治療には、「保存療法」と「手術療法」、「運動療法」などの方法が存在します。保存療法では、薬物投与、装具装着、などが行われます。

これらの保存療法で効果が出ない場合には、手術が選択されることになります。手術では関節鏡と呼ばれる棒状の器具を2~3箇所の切開した穴から膝内部に挿入して行なわれる小規模のものがあります。

また、膝関節の骨そのものを人工関節に置き換える、あるいは金属プレートやクサビ型の骨を埋め込むなどの大規模のものの、大きく分けて二種類が存在し、前者で1日程度、後者で1ヶ月程度の入院が必要となります。

また、変形性膝関節症を発症している方は、生活習慣が起因しているケースが多く見られます。そのため、食生活の改善、減量などをすることにより、高い効果があると考えられています。

また、運動療法などにより筋力を維持することで、膝への負担を減らすこともとても効果的と考えられています。変形性膝関節症を発症する場合、加齢によるものがとても多く、その原因は膝周りの筋力低下が原因です。

膝関節を支えるものは筋肉と腱しかありません。しかし、この筋肉と腱が弱ってくると膝周りの靭帯が弛んできてしまい、関節を正しい位置に保つことができず、骨が変形してきてしまうのです。

ですので、筋肉や腱を鍛え、強化するということはとても大事なのです。例え、手術などをしたとしても筋力強化のリハビリを怠れば、かなりの高い確率で再発を起こします。

もし長年、変形性膝関節症でお悩みなのであれば、運動療法による筋力トレーニングを実践されてみてください。きっと、今までとは違う効果を感じることが出来ると思います。

また、運動療法による筋力トレーニングは、病状の進行を遅らせる効果もありますので、とてもお薦めの方法です。

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