TOP > その他関連情報1 > 漢方について

漢方について


変形性膝関節症は、加齢による軟骨の劣化が原因で起こる、高齢者に特徴的な病気と言えます。高齢化社会にある日本では、膝をなんらかの原因によって悪化させている方が多くいますが、その中でも多いのがこの変形性膝関節症です。

また、治療法としては、病院で保存療法を試行するケースがほとんどです。非ステロイド抗炎症薬の内服によって痛みを鎮めたり、あるいはヒアルロン酸製剤を注射して関節の滑らかさを維持することもあります。

その他にはリハビリも重要ですし、物理療法や装具療法もたくさん用いられています。また、漢方の世界では、変形性膝関節症をおけつ、つまり水毒によって起こる病気と考えます。

軟骨そのものの再生や、可動性の改善などについては直接の効果はあまり期待できませんが、状態によってはかなり効果が高い場合も多くあります。また、補助的な治療法、自然治癒力を高めるための治療法として用いている方も多くいらっしゃいます。

よく使用されるものに、防己黄耆湯、ぼういおうぎとう、があります。これには利尿の効果がありますので、特にむくみが来やすい中年女性に効果的です。

また、膝の水がたまりやすくて注射を何度も使用している場合にも用いられます。その他には、芍薬甘草湯、しゃくやくかんぞうとうは、筋弛緩作用があり、血行が悪くてふくらはぎの痛みやコリがある場合にも使用されます。

痛みが強く、また炎症もある場合は桂枝加朮附湯がありますが、変形性膝関節症ではあまり使用されません。リウマチや高血圧の治療などではよく使用されています。

その他も越婢加朮湯、えっぴかじゅつとうや麻杏甘湯、まきょうよくかんとう、桂枝茯苓丸、けいしぶくりょうがんや、苡仁湯、よくいにんとう、疎経活血湯、そけいかっけつとうなどもあります。

漢方は専門の薬局でも購入することができますが、保険がきかないため、自費になります。また漢方とはいえ、長期間の服用は副作用を招く恐れが充分にありますので、まず専門家の意見をよく聞き、正しい用法を用いていくことが大切です。

変形性膝関節症の治療はこちらから