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評価について


大腿骨(太ももの骨)、脛骨(脛の骨)、膝蓋骨(いわゆる膝の皿)の骨の3つの骨と、それに加えて、その周りを支える靱帯や腱、そして筋肉によって膝関節は構成されています。

しかし、イメージしてみてください。骨同士が直に接している状態ですと、直接ぶつかり合ってしまうために、膝関節がスムーズに動かなくなってしまいます。

そのため、骨の表面には滑らかで弾力性を持った、関節軟骨と呼ばれるものに覆われていて、大腿骨と脛骨の隙間には、それに加えて半月板という軟骨組織も存在します。

これらがすり減ってしまい、クッションとしての機能を果たせなくなり、それが原因で痛みや腫れなどの症状が発生するのが、変形性膝関節症です。

変形性膝関節症は、その進行度合いに応じてグレードという評価で5段階に分けられています。症状の進行が初期のものは、グレード1の評価に分類されます。

グレード1では骨棘が生じている状態となります。続いては、グレード1から一段階進んだグレード2です。

グレード2は大腿骨と脛骨にある関節軟骨がすり減ってしまい、骨と骨の間にある関節裂隙という隙間が狭くなってきていて、正常とされる隙間の2分の1以上を残している段階を刺します。 

グレード3では、関節裂隙がさらに狭まってしまうことで、隙間が消滅してしまう状態、またはそれが亜脱臼を起こしている状態を指します。また、グレード3では膝を支えている靱帯に緩みが生じて横ブレが発生しやすくなっています。

続いてのグレード4では、関節裂隙が完全に消失してしまいます。最終段階であるグレード5未満の骨の摩耗が認められる段階で、荷重面の摩耗または欠損が5mm以下の状態を指します。

最終段階となるグレード5においては骨の摩耗がグレード4以上に進んでしまい、荷重面の摩耗または欠損が5mmを超えたものを指します。変形性膝関節症の治療ではグレードの評価に応じた治療が必要となるため、症状を適切に評価することが求められます。

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