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tkaについて


ひざには大腿骨と脛骨が接する部分があり、ひざ関節と呼ばれます。大腿骨の前方部分にはひざ蓋骨と呼ばれる部位があり、脛骨の外側には腓骨という部位があります。

これらの、大腿骨と脛骨が接する部分は、硬い骨同士が直接ぶつかることがないように、軟骨という弾力に富んだ滑らかな組織で覆われています。

この軟骨はひざの健康にとって非常に重要な存在であり、変形性膝関節症は、この軟骨が老化やスポーツなどの負荷によって擦り減っていく疾患です。

軟骨がすり減るということは、骨と骨の間でクッションの役割を果たしている物質が徐々に失われていくということであり、それにともなって痛みが発生することもあります。

これに対する治療法として、「人工膝関節置換術(Total Knee Arthroplasty、略してtka)」と呼ばれるものがあります。これは、変形性膝関節症やリウマチなどが原因となって変形してしまった関節を、金属やセラミック、ポリエチレンなど用いて作成した人工膝関節にまるごと入れ替えるものです。

そうすることで痛みの発生がなくなり、多くの場合で歩行能力が改善できます。また、患者の年齢や骨の形状によって、骨セメントを用いる場合と骨セメントを使用せずに直接骨に固定する場合の二通りの方法があります。

人工膝関節置換術は直接間接を入れ替えるため、手術が必要となります。手術にかかる時間は通常1~2時間程度となっており、感染予防のためにクリーンルームで行われます。

ほとんどの場合、術後1月半程度で杖を使っての歩行が可能になり、痛みやこわばりは解消され、多くの日常的な動作が可能となります。

入院期間の間に、日常生活動作、特に入浴、階段の登り下り、老人であれば畳での生活、トイレの動作などについての訓練を行います。注意点として、長い階段昇降や床からの立ち上がり動作を繰り返すと、人工膝関節に負担がかかるので注意が必要です。

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