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変形性膝関節症のガイドラインについて


筋骨格系の専門家が集まった、世界有数の医学系学会である、American Academy of Orthopaedic Surgeons(AAOS)よる、変形性膝関節症に対するガイドラインが存在することをご存知でしょうか。

このガイドラインでは、現在までに行われてきた変形性膝関節症の治療に対しての評価が行われています。

まず、患者教育に関してですが、「変形性関節症の症状が認められる患者は、関節症協会から提供される自己管理プログラムに積極的に参加することや、ランニングやウォーキングなどの運動を生活の中に組み込むように教育することは効果がある」、としています。

また、「自己管理のために、定期的に診察を受けることも有効である」として、早期の受信を促すことも書かれています。

さらに、「BMIが25以上である患者に対しては、食事療法や運動療法を適切に処方することで、最低でも5%以上の減量を行うことは効果的である」とし、生活習慣の改善から症状の改善を目指すものもあります。

リハビリテーションとして、「変形性膝関節症の患者に対して衝撃の少ないエアロビクス運動を勧めることは効果的である」とし、ひざへの負荷が一定以下の運動療法を推奨しています。

「変形性膝関節症の患者に対しては、関節の可動域訓練の実施はひとつの方法である」ともあり、ひざを保護するだけでなく、ある程度の可動訓練も推奨する内容となっています。

また、「変形性膝関節症の患者に対しては、鍼灸を用いて治療することは推奨されない」、「グルコサミン、コンドロイチンの処方は推奨しない」など、代替治療に関しては厳しい評価が行われています。

注射に関しては、ステロイド系の注射は副作用の問題が多いものの、「ステロイド注射は短期間の疼痛除去に有用である」とされていて、逆に、「軽度~中程度程度の変形性膝関節症に対してはヒアルロン酸注射は推奨されない」という評価もあります。

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