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末期の状態について


変形性膝関節症の末期症状として、立っているだけでも痛む、姿勢を正すばかりか、楽な姿勢でも立てない、また夜間痛、夜寝ることもできないような痛みが起こる、などがあります。

関節軟骨がすり減っているばかりか、軟骨が覆っている骨自体が露出し、骨同士が接触を起こすことで激しい痛みが起こります。正座ももちろんできませんし、階段を下りるなども出来なくなります。

変形性膝関節症が進行すると、もちろんこのような動作は難しい状態になりますが、意識的にはっきりと、あらゆる動作ができない、と自覚します。

特に高齢者に多い、変形性膝関節症の末期の症状ですが、QOLの低下、活気の喪失も大きく、精神的にはうつになる傾向も目立ちます。

膝の関節軟骨は完全にすり減ってしまいますから、骨が露出します。骨が露出したことで硬くなり、磨耗が重なって磨きこんだように見える、いわゆる象牙質化が起こります。

関節の隙間が無いのですから、想像がつきます。もちろんO脚も進み、寝ている状態でもはっきりします。

変形性膝関節症の末期になれば、手術を検討することも多くなります。変形性膝関節症は末期の状態になると、ほとんどが寝たきりの状態になってしまいます。

また患者さんの年齢も、症状なども考慮し、それぞれの状況に応じた最適な術式を選択しなければなりません。

関節の軟骨だけではなく骨が破壊されている場合は、人工の膝関節置換が適用されます。軟骨の破片を取り除き、人工関節を埋めます。

ステンレスやチタンなどの人体結合性の高いもの、またプラスチックやセラミックなどを使用して大腿骨と脛骨に固定します。

膝が動かせなくなった場合でも、人工関節によって生活の質が一気に向上します。買い物、散歩などの日常的な行動も可能となり、うつの解消にも大きく貢献します。

また、人工関節の耐用性については、最近では20年以上は持つものが多くなっています。また日本でも年に5万人以上の方がこの手術を受けています。

変形性膝関節症の人工関節手術は、感染症への注意、そして何よりもまず身体への負担をいかに抑えるかが大きなポイントとされています。

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