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生活指導について


変形性膝関節症の治療法として、運動療法や物理療法、装具療法や薬剤投与、またヒアルロン酸注射などの保存療法と、手術療法があります。これらの中から症状の内容や、またライフスタイルなどによって方法を選択します。

また保存療法で大切なものとしてもう1つ、生活指導があります。病院に通院している時だけが治療の時間ではなく、また日常生活を改善したり、時間を取ってリハビリを用いることが、変形性膝関節症を改善させるのにもっとも大切と言えます。

また、変形性膝関節症でもっとも大切なのは減量です。変形性膝関節症を持っている人が肥満傾向にある確率、これはかなり高いと言えます。

例えば5キロ減量することで、膝への負担はその倍の10キロ軽減されます。また階段を昇り降りする場合の荷重は30キロ以上軽減することが可能ですので、筋力アップも大切ですが、やはり減量による効果はより大きいとも言えます。

その他には適切な運動をすることも指導します。この運動についてはもっとも指導が難しいものですが、まず膝の痛みがない場合に行うことが基本です。また膝に痛みがあっても、ある状態では痛みが無い、という場合もあります。

膝を曲げようとすると痛むのであれば、まっすぐの状態でできるリハビリを指導します。筋力をアップさせ、身体のバランスを向上させることで膝への負担はかなり軽減されます。また動作時の痛みも和らいできます。

日本式の布団、また座布団や和式トイレの生活を維持されている方には、ベッドやソファー、椅子とテーブル、つまり洋式の生活様式を取り入れることを勧めます。

もちろんこれが人によっては難しい場合もあります。できるだけ膝に負担がかからないようにできる、という見本でもありますので、日本式の中でも様々な工夫をすることで洋式に近づけるようにすることも大切です。

変形性膝関節症は高齢者にとても多く発症しますが、高齢者の生活指導では家族の方にも聞いてもらうのが効果的です。家族一同で協力してください、と一言アドバイスするだけでも、患者さんの安心感はだいぶ違ってくるものです。

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