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リハビリについて


変形性膝関節症とは、膝関節において力が加わった時に、クッションの役割をして衝撃を和らげている軟骨がすり減ってしまい、関節炎や変形を生じ、痛みが起こる症状を言います。

この変形性膝関節症の治療には大きく分けて保存療法と手術があります。手術は症状が重度で、保存療法が思うように効果が出ない場合に多く用いられますが、基本的には保存療法が選択されます。

保存療法には筋力トレーニングなどの運動や、足底板などを利用した装具療法があります。この中で運動による筋力強化が基本的な治療方針となってきます。

この筋力強化を行う目的は膝を曲げる、伸ばすと言った基本的な可動機能の回復と、膝を支えている筋肉を鍛えることです。

さらに、膝の機能を回復することや向上といったことだけではなく、変形性膝関節症の予防効果もあります。例え、変形性膝関節症を患っていない場合でも、膝の痛みを出さないために、予防策として行われることをお勧めしたいと思います。

それでは、具体的な治療方法についてお伝えしていきますが、リハビリは自宅でも出来るような簡単なものが多く個人の努力が中心となってきます。

例えば、可動域を回復させるものとしては、お風呂や温かいタオルなどで患部を温め、筋肉や関節を十分にほぐした上で、ゆっくりと曲げ伸ばしの訓練をします。

また、筋力トレーニングも自宅で出来る様々な方法があります。具体的なやり方としては、椅子に座って行うトレーニングがお薦めです。やり方はまず、椅子に深く腰を掛けて座るのではなく、背筋を伸ばした状態で、腰掛に触れないように座ります。

そして、両手で椅子の背面を持ち、片方ずつ足をゆっくりとお腹の方に向けて引き上げていきます。この時、お腹にも力を入れておくことがポイントです。また、足を引き上げた時に体を丸めないように気を付けてください。

お腹のところまで足を引き上げたら、今度はゆっくりと足を元に戻し、次はもう片方の足を同じようにゆっくりとお腹の方に引き上げていきます。この動作を左右10回ずつ3セット毎日行うようにします。

3セットを一気にやるのも良いですし、朝、昼、晩と分けても構いません。ですが、朝は体が硬直していて、痛みを伴うことがありますので、お風呂上りのタイミングで行うことがお勧めです。

変形性膝関節症においては、太腿や膝周りの補助的な筋肉を鍛えることも有効ですので、これらの部位が鍛えられるように意識するのもポイントです。

また、気を付けて頂きたいこととして、決して無理に行わないということです。無理に行うと症状を悪化させてしまうことが多々あります。

また正しい方法に加え適切な量もありますので、訓練のしずぎもまた避けなければなりません。リハビリをするに当たっては、事前に専門家などの説明を受け、指導を受けることが大切です。

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