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サポーターについて


中高年に多い変形性膝関節症の治療の一つに装具療法というものがあります。この治療は医療用器具を用いるのですが、その中の一つにサポーターがあります。

ここでは、このサポーターについて言及していきます。変形性膝関節症に用いられるサポーターとして重要とされる点がありますが、それはどのような目的で使用をするかによります。

サポーターを用いる目的としては、膝関節をしっかりと固定するためのベルト式のものと、保温するために用いる保温タイプのものがあります。

まず、固定するタイプのものですが、こちらの方が本来の医学的に考えた使い方で、膝を支える、関節を固定するというために、しっかりと上の骨と下の骨の境界部を固定できる、専用のものやベルト式のものが良いでしょう。

整形外科で薦められるものは、以前では固定をするために頑丈であるがために非常にごつく装着すると動作がし辛い、また装着が面倒でした。

しかし、近年ではしっかりと固定効果を保ちつつも、装着したまま屈伸や正座が出来るようなものが出てきています。高齢者でも他人の手を借りず簡単に着脱が可能で高い評価を受けています。

次に、保温するタイプのものですが、変形性膝関節症において患部を温める温熱治療は理学療法として良く用いられています。

これを簡単に行うためにこのようなサポーターが開発されています。その種類も保温効果を高めるため素材から工夫がされているものも続々と登場しています。

冬の寒い時期や、夏でもエアコンが強く効いていて、患部が冷えてしまうような場合には、非常に有効なものです。温熱治療の効能の通り、温めることにより血液の流れが促進されて、新陳代謝が活性化され痛みを和らげる効果をもたらします。

また、痛みにより緊張状態にある筋肉をほぐすという効果も期待できます。以上のようにサポーターは変形性膝関節症の患者にとって非常に心強いアイテムとなります。

ただ、気を付けて頂きたいのがいつまでもサポータに頼らないことです。固定ばかりしていると、変形性膝関節症を根本から改善するための筋力が落ちてしまいます。

筋力が落ちてしまうと、変形性膝関節症を再発してしまうことにもなりかねないので、ある程度痛みが引いたら、サポーターは出来るだけ外し、自分の足で歩くように心掛けてください。

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