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テーピングについて


変形性膝関節症は、膝関節のクッションの役目を担っている、軟骨や半月板が長期間の負荷によって、少しずつすり減ることで変形が発生し、発症していきます。

この場合、「一次性」のものと、その他における怪我、疾患など他の原因がきっかけとなって発症する、「二次性」の二種類が存在します。

変形性膝関節症は、老化に伴う筋力の低下などによって、膝への負荷が増加することがきっかけとなることが多いため、高齢者に多く発症するイメージが付いているかと思います。

症状が進行して、膝関節の機能性が徐々に低下していくと、軟骨と半月板同士の働きに問題が生じるようになるため、変形や断裂を起こす場合もあります。その中の多くのケースが炎症による関節液の過剰滞留が認められます。また、痛みを伴う疾患でもあります。

では、この変形性膝関節症に対しての治療法には、どのようなものが存在するのでしょうか。主な治療方法として、手術と保存療法があります。

手術は保存療法での症状の改善が期待できない場合などに選択されるため、どちらかと言うと初期の段階では、保存療法が行われることが多いです。

保存療法の中でも重要となるのが、患部のサポートです。変形性膝関節症は、膝の関節がダメージを負う疾患ですから、さらなる悪化を防ぐため、症状が回復するまで補助が必要となります。

補助の方法には様々なものが存在しますが、やはり有名なのはテーピングです。スポーツ選手などが足に巻いている肌色のテープと言えばイメージしやすいでしょうか。

テーピングでは容易に足部の安定した状態を作ることができます。また、大掛かりな補助器具と比べて費用が安価であることも利点です。

そして、各筋に対してテーピングを施すことによって、関節での回旋誘導や足部運動を補助し、筋収縮を促通することで関節運動を助けることが可能となります。

ですが、テーピングのデメリットとしては皮膚の弱い方はかぶれてしまい、長時間貼っていることが出来ない点と、素人の方には上手く貼ることが出来ないという点があります。

皮膚の弱い方はテーピングを一度、お風呂につけてしまうだけで、翌日かぶれてしまったり、皮膚の炎症を起こしてしまいます。これでは、あまり意味がなく、皮膚の弱い方はテーピングによる治療は向いていないかと思います。

また、テーピングは補助をする道具にも関わらず、誤った貼り方をすると、補助する部分の力が誤って働いてしまい、余計な部分に負荷をかけ、ひざの痛みの症状を悪化させるだけでなく、腰の痛みやその他の部位にまで影響を及ぼすことがあります。

ですので、安易に利用しようとすると、返って逆効果になることもありますので、プロの方にしっかりと貼り方を学んだ上で、実践することがお薦めです。

また、テーピングばかり頼っていると、自信の膝の筋力が弱まってしまいます。ですので、あまり頼り過ぎずに、自分のひざの筋力を強化していくことがとても大事になってきます。

変形性膝関節症は、ひざ関節周りの筋力をしっかりとつけていかないことには、根本的な改善にはなりませんので、出来るだけ筋力トレーニングを取り入れていくことをお薦め致します。

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