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両側変形性膝関節症について


ひざは、大腿骨と呼ばれる太ももの骨と脛骨と呼ばれる脛の骨、そして蓋骨と呼ばれる骨の3つの骨と、それに加えて、その周辺を支えている靱帯や腱、筋肉によって構成されています。

当然、このままでは骨と骨同士が直に接している状態となり、骨同士がぶつかってこすり合ってしまい、結果としてひざがスムーズに動かなくなってしまいます。

それを防止するために、骨の表面には弾力性を持った、軟骨と呼ばれるものが存在し、それ一面覆われています。さらに大腿骨と脛骨の隙間には、それに加えて半月板という軟骨組織も存在します。

これらの軟骨や半月板は、ひざに発生する衝撃を吸収するための、いわゆるクッションの役割を果たしており、非常に重要なものと言えます。これらは、いずれも徐々にすり減っていきます。

それによって、痛みや腫れなどの症状が発生するのが、変形性膝関節症なのです。特に、この変形性膝関節症のうち、変形が両側に拡大してしまったものを、「両側変形性膝関節症」と呼びます。

そして、両側変形性膝関節症の治療方法は、手術療法と保存療法があります。手術療法は保存療法を行ったとしても症状の改善が見られないときや、症状の進行が急激であるケースなど、特に重篤である場合に選択されるため、保存療法が行われることの方が多いです。

保存療法では、筋トレやストレッチ、軽めのウォーキングなどの、運動療法が多く取り入れられています。これは、両側変形性膝関節症ではたしかに患部の安静が必要となるのですが、安静にしてばかりいると、ひざが固まってしまうからなのです。

両側変形性膝関節症に限らず、ひざにおける疾患は、なんとなく高齢者に多いイメージをお持ちかと思います。

これは、加齢に伴って運動量が減るため、ひざの強度が落ち、疾患が発生しやすくなっているからなのです。そのため、筋力を増強することは、両側変形性膝関節症の改善につながると考えられています。

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